9月24,25日と東京へ行ってきました。
1つ目の目的は文科省の委託事業で国立青少年教育振興機構が実施している「ディスカバリーキャンプ(ネット依存対策キャンプ)」のことについてのレクチャー。
実施の際に問題だったこと、クリアするためにどうされたか・・・など聞いてみたいことがたくさんあったので非常に勉強になりました。
実は、来年度、奈良市でネット依存対策キャンプを実施できないか模索中です。
たくさんの方の手が必要なので協力者、ボランティアなど今後お願いするかもしれません。
キャンプに参加してネット依存から抜けたいと希望している人(主に中、高校生)、キャンプに興味がある方は是非お問い合わせください。
2つ目は、安心ネットづくり促進協議会で「ネット利用の低年齢化対策サブワーキング」の会議に出席。私は安心協のメンバーではありませんが、リーダーの桑崎先生からお声をかけていただいて参加をさせていただきました。
ネット利用の低年齢化は「保護者が与えてしまう」というところが大きく、小さなスマホの中で楽しくいろいろなアプリや動画が見れることに、幼児までが夢中になってしまうことが挙げられます。
フィルタリングされていない保護者のスマホからの被害だけでなく、同じ姿勢でスマホを見続けてしまうことによる健康被害(仮性老眼、ストレートネック)も散見されているのが現状です。
また「ことまま」のグループトーク、講座でのアンケート調査などでも出ていた「ママ友間のLINEいじめ」、SNSによる「つながり依存」なども深刻です。
使う側のママに問題があれば、子は親の鏡です。子どもにも伝染してしまう可能性が否めません。
結局、今回のサブワーキングでは子どもに焦点をあてるか、親に焦点をあてるか意見が定まりませんでした。
子育て支援をしている立場から言えば、就学前までの子どもは子どもに原因があるというより、親側に原因があるように感じています。まずは親側の実態調査、そこから子どもの像が見えてくると思います。
25日はザザぶりの雨の朝、茗荷谷にある中高一貫校に視察にいきました。
ここは奈良地域の学び推進機構で学びのフューチャーセンターを設置している学校です。フューチャーセンターが子どもたちの表現力を自由に、活発にしていける場所になる兆しが見えました。素晴らしいです!
教員研修にAI(アプリシエイティヴ・インクワイアリー)も取り入れてくださっているそうです。子どもたちを見守る大人が肯定的探究ができると子どもは伸びます。
大変だと思いますが頑張ってほしいなぁと思いました。
学びのフューチャーセンターを学校に設置したい方はぜひお問い合わせください。
今回は勉強の旅でした。
私のようなフリーの仕事人は何の後ろ盾も資本も無く、旅費、宿泊費もすべて自腹。それでも外の空気を吸って新しいつながりや知識を入れていく事はとても重要なミッションだなぁと感じました。
関東方面のお仕事来ないかなぁ( ´ ▽ ‘ )<ご依頼待ってま~す