急速に普及したスマートフォン、高性能音楽プレイヤーにより、LINEなどのトラブル、ネット依存症の低年齢化が深刻になっています。
スマホ、ネットはとても便利で子どもたちだけでなく大人も夢中になっています。
夢中になりすぎるあまり、学習に支障がでたり、生活が破たんしてしまうこともあります。
子どもにスマホを渡す親が悪い!
先生が悪い!
スマホを売る会社が悪い!
メーカーやゲーム会社がこんなもんつくるから!
国がきちんと法律やルールを決めないから!
・・・講座をするとそんなお声を頂きます。
気持ちはわかります。
ですが悪者を見つけ、お互いに責任転嫁しても、残念ながら現状は何も変わらないでしょう。
・・・では、どうすればいいのでしょうか。
デジタルネイティブ世代である子どもたちは、2歩も3歩も先を行ってしまってる。
無関心でいたいわけではないけど、どう声かけをすればいいか解らない。
何から手をつければいいか解らない。
小学1年生になればGIGAスクールでタブレットを持たされ、今やネットにつながっていない子どもはいません。
子どもたちがスマホ持たない選択肢も無くなっています。
スマホもネットも便利。
子どもたちの未来にはネットもデジタルデバイスが無くなることは無い。
だったら、上手に使う方法を子どもと一緒に考える。
これしかないと思います。
そして私たち大人は、子どもがピンチになった時に、「子どもの困った」に気がついてやれる大人でありたい。
そんな思いを抱きながら情報モラル教育をしています。
ゲーム開発で得た経験、web企画制作、コンサルタントの経験、子育て支援、また母親目線から、わかりやすく注意点やトラブルを解説しています。
一番お伝えしたいことは、子育て支援からの経験から感じた、スマホ問題の根っこある「親子のかかわり」と「心の問題」です。
数々の事例を元に、具体的な対策、ルール作り、そして学校、地域、家庭での声かけの仕方についてお話させて頂いております。
「子どもの困った」に気がつける「大人の輪」を一緒につくりませんか?
どうぞよろしくお願いします。
石川 千明
2024年4月 加筆修正