おやこねっとLaboは屋号です。
株式会社でも有限会社でもNPOでもありません
おやこでネットの使い方を考え、対話する中で、
親と子をコネクト(つなげる)したいという想いからつけました
スマートフォンが当たり前になり、SNSやゲームの中で子どもたちが過ごす時間が急速に増えている今。
私が情報モラル教育に取り組み始めたのは、こんなに便利で有益なインターネットで、傷つく子や自分の命を絶つ子、加害者になってしまう子に出会ったことがきっかけでした。
多くの子どもたちが、操作方法は知っていても、「誰かの気持ち」や「自分の心の声」とは、つながれていない――。
そこで感じたのは、ルールや技術も大切だけど、一番大切なのは「家庭での対話」や「親子の関り」ということでした。
情報モラルの問題は、ただのテクノロジーの話ではありません。
それは、心の成長、人とのつながり、家庭でのあたたかさと深く結びついている問題なのです。
こうして立ち上げたのが、「おやこねっとLabo」です。
親子でネットとの向き合い方を「学び」「考え」「話し合う」ことを通して、
“ネット時代の親子のかかわり”を見つめ直す、小さな実験室(Labo)のような存在を目指します。
ただ知識を教えるだけでなく、
「気づくこと」「対話すること」「支え合うこと」——
そんなきっかけになれたらと思っています。
子どもたちが、ネットで被害者にも加害者にもならず、
自分らしく生きられるデジタル社会を、親子とともにつくっていきたい。
そんな願いを、この名前に込めました。
おやこねっとLabo 代表 石川千明